リフォームに自然素材を使う時知っておきたいコト | みどりのキャリア

モノづくりの魅力

野村総研の調べによると現在3割の人が中古住宅に住んでいるそうですが、2030年にはおよそ5割の人が中古住宅に住むのではないかと予測されています。郊外に新築一戸建てを買うより中古マンションを買ってリノベーションする世帯が増えています。自然素材を使用したマンションのリフォーム・リノベーションで知っておきたいことをまとめました。
自然素材の住居に向いていない人の特徴
・ピカピカの素材が好き
・お掃除が楽な方がいい
・少しの隙間や傷が気になる
・なるべく工事費用は安い方がいい
・不揃いなものが苦手
・几帳面な性格
・除菌や消毒をしないと気が済まない ・リフォームに時間をかけたくない

当てはまる項目が多いほど自然素材の住居には向いていない可能性があるそうです。自然素材は不揃いで傷があるものも多くお手入れも手間がかかり、消毒がしにくいものがあり、経年変化を楽しむものなのでずっと同じようにピカピカというわけにはいかないからですね。

自然素材・新建材のメリット、デメリット
◆自然素材◆
メリット
・風合いがよく、あたたかみがある
・経年変化が楽しむことができ、調湿や消臭など身体へ良い影響

デメリット
・メンテナンスが大変
・価格が新建材に比べて高い
・個体差があり施工前のイメージがしにくい
・乾燥により反りやねじれが出てしまう

◆新建材◆
メリット
・デザインや性能が豊富
・製品が均一で施工前のイメージがしやすい
・価格が安定しており低コスト
・掃除などのメンテナンスが楽

デメリット
・自然素材のようなあたたかみがない
・シックハウスの原因の可能性がある
・経年変化で古ぼける

自然素材にこだわるあまりメンテナンスがとても大変な住居になってしまうのもしんどいものですので、自然素材と新建材をうまく組み合わせていいとこどりにするのがよいらしいです。ただ、自然素材同士の組み合わせとしていい点は少々色合いがちぐはぐでもどこかまとまり感がでて、センスがなくてもちゃんと深みのある住空間が演出できる点があげられます。

画像引用元:favori
↑それぞれ少しずつ色味が違う家具や床材でも自然素材同士だとこんなに統一感がでます

自然素材、新建材それぞれにメリットデメリットがあり、一概にどちらがいい!といえるものではありません。住まう人それぞれにわせた設計や提案を試行錯誤すること…それこそがモノづくりの楽しさかと思います。

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