CAD未経験でもCADオペレータとして活躍！ | みどりのキャリア

CAD未経験でもCADオペレータとして活躍！

RIK CADスクールを修了後、エクステリア外構の設計・施工店、株式会社京滋工販に就職した岸田氏と採用を決定した代表取締役社長の磯谷氏にお話をお伺いし、未経験からのジョブチェンジについての事例をご紹介します。

元は造園業の植木職人。パソコンは苦手だった

大工をしていた親の影響もあって建築系の専門学校に入って大工を目指していたが、宮大工や寺院建築を学んでいるうちに庭園に興味がでて卒業後は造園の道へ進んだ岸田氏。
しかし、造園の仕事の時にケガを負ってしまった。完治するかどうかわからないほどの大けがで現場復帰できるか不明だった。今後はパソコンを使う仕事がいいのでは、と思いはじめたという。そして「RIKCADスクール」をネットで見つけた。これなら庭園にも関係するし、今までの知識も活かせる部分もあると受講を決意した。

パソコンは苦手だったがとにかく前進したかった

「造園・外構のCAD の技術が学べる！これしかない！」と思ったのですぐに申し込んだという。怪我で仕事がままならない、次になにをするべきかわからない時期で焦りもあったそうだ。何より、妻の後押しが心強かった。新たなスキルの習得というステージに進んだことは岸田氏にとっても家族にとっても喜ばしいことだった。
専門学校の時にJWCAD を使用したことはあったが、ほとんど未経験に近い状態だった。不安はあったが仕事にしたい、とにかく覚えたい、その一心で受講を開始した。「エクステリアの設計は造園業の知識と通ずるところもあったし、パソコンに詳しいわけでもないしCAD 未経験だし大変なこともあったけど新しいことを覚えることが面白かった」と笑顔で語る。

養成講座の修了生とはいえ未経験者を雇った理由は…

CAＤ経験があるには越したことはないが、それだけが採用の理由ではない。岸田氏自身の「造園に関わっていたい」という前向きな姿勢がいいなと思ったと社長である磯谷氏はいう。
現在はＣAＤのオペレーションをメインで担当しているが、きっちりと基礎を勉強したことは社長も理解しており心強く感じているそうだ。今後はＣAＤオペレータの役割だけではなくお客様への提案や交渉も任せたいと磯谷氏からの信頼も厚い。「パースを描くだけではなくて、お客様の気持ちや意図を汲んだ設計ができる人材になってほしい。設計力や現場管理能力を養うには若いうちに勇気をだして違う領域に足を踏み出すことが大切。現場の知識も設計の知識も両方兼ね備えた人材に成長してほしい」と磯谷氏。

CADでオペレーションするだけではなく、その先にあるお客様とのつながり

CAＤを使用する仕事に就くことが第一目標であった岸田氏。実際に働き出してから考え方が変わったという。そしてそれは傍らで成長を見ている磯谷氏も感じていた。
「大手は分業制で営業・設計・オペレータ・現場と別れているので、いわゆるＣAＤオペレータと聞くと分業のイメージが強いかもしれない。弊社のような中小企業ではＣAＤオペレータも設計も提案も時には現場もこなす。身につけなければいけないスキルが多いので、大変かも。でもそのスキルが身についている一人一人のパフォーマンスの向上によって会社は変わっていく。それをやりがいと感じるか、重荷と感じるかは個人の資質によるものが大きい。社員にやりがいを感じながら日々の仕事をしてもらえるような環境を作るのが、経営サイドの務めだと思っている」と磯谷氏はいう。それを受けて岸田氏は「造園とは少し違いますが外構・庭園含めて提案できること、お客様の意向に沿ったものを創りあげていくことに関われることはとても嬉しく思っているし、やりがいを感じている。これからももっとスキルを磨きたい。」と決意のこもった表情で語ってくれた。


取材協力：株式会社京滋工販

未経験から学び、自信をつけて仕事に活かしたい！

➡　RIKCADスクール　エクステリアのお仕事＆CADが未経験でも安心して学べます！
➡　RIKCAD検定　RIKCADを活用するスキルを公式に証明します。チャレンジして存在感や信頼を高めましょう。
➡　RIKCAD認定プログラム制度　RIKCADの技能とエクステリア業務の知識と経験を、客観的な認定基準で「見える化」し、高度な能力を保証します。